桃子粘って今季最高の11位、藍は18位に沈む

[ 2009年5月18日 09:21 ]

 米女子プロゴルフツアーのサイベース・クラシックは17日、米ニュージャージー州クリフトンのアッパーモントクレアCC(パー72)で最終ラウンドを行い、強風と寒さの悪コンディションの中、上田桃子が粘りを見せて3バーディー、2ボギーの71とスコアを伸ばし、通算4アンダーの284で11位に食い込み、今季自己ベストの成績をマークした。

 宮里藍はショットに苦しみ、バーディーなし、4ボギーの76とスコアを落として通算2アンダーの18位、宮里美香は1バーディー、6ボギー、1ダブルボギーの79と崩れ、通算7オーバーで61位に終わった。
 この日70で回り、通算14アンダー、274をマークした呉ジヨン(韓国)が優勝した。

 ▼上田桃子の話 (1アンダーとした)最後のパーパットが一番うれしかった。どうしても毎日アンダーパーで回りたかった。いろんなクラブを使いながらアプローチをして、今週は特に寄せワンが多かったので、少しずつアプローチが良くなっている。来週も狭いコースだと聞いているので、イージーミスをなくして優勝争いに加われるように頑張りたい。

 ▼宮里藍の話 きょうは風が強かったので、5番ウッドを抜いたのがミスジャッジだった。寒さが勝って飛距離が出なく、前半から5番ウッドが必要な場面が何度かあった。前半で悪い流れをつくってしまったのが(スコアを崩した)原因。でも、ショットはそこまで悪くないので、来週もこのままいければ良いと思う。

 ▼宮里美香の話 すごく寒かった。寒さが苦手で…。ドライバーはそこまで悪くなかったけれど、途中から3番ウッドを使ったり、自分なりに攻略した。8番でバーディー、(最終の)9番でパーセーブができて、80を打たずに済んで良かった。パッティングは徐々に良くなっているので、来週は良いイメージを持っていきたい。(共同)

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2009年5月18日のニュース