“真鍋ジャパン”が合宿公開

[ 2009年5月18日 17:52 ]

バレーボール女子日本代表を指導する真鍋政義新監督。左は大山=東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンター

 2012年のロンドン五輪を目指すバレーボール女子日本代表が18日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターでの強化合宿を公開し、真鍋政義新監督は「テーマは『世界を知る』。若手が世界にどれだけ通用するかを見たい」と今季の強化方針を明かした。

 6月上旬から約1カ月間の欧州遠征に、代表登録28人のうち15人が参加し、国際経験の少ない選手を積極起用する。セッターは北京五輪代表の竹下佳江(31)=JT=をコーチ兼任とし、初代表で170センチの27歳、横山雅美(デンソー)を軸にする。真鍋監督は「横山はブロックもレシーブもうまい。世界で勝つため、セッターからの速いコンビプレーを追求したい。それができないと五輪メダルはない」と話した。
 同監督は、ともに24歳で、エース栗原恵(パイオニア)とセンター荒木絵里香主将(ベルガモ)をチーム躍進の鍵に挙げた。荒木は「ロンドンまでは長いようで短い。チーム一丸で頑張りたい」と意気込みを語った。
 代表の愛称を公募した結果、燃える情熱を表した「火の鳥NIPPON」を採用したことも発表された。

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2009年5月18日のニュース