“本命”マダイにハナダイ　一つテンヤで巡り合い　カサゴもいる！！ゲストも大集合！！

ハナダイ（左）とマダイを釣った筆者
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　【金澤美穂の釣美女主義】年間200日以上釣行している釣りガール、金澤美穂が訪れたのは千葉県飯岡。生きエビ餌の一つテンヤでマダイを狙った。ゲストも多彩で楽しーい！

　「当たった！」と鬼合わせすると空振り。繊細な当たりをとってハリ掛かりさせる釣りに行った夜はそんな夢をよく見ます。

　今回はさて？使用したのは軟調子の竿と小型スピニングリールにPE0・8号を巻いたもの。リーダーは4号。テンヤ4～6号。

　産卵期に浅場へと上がってくる乗っ込みのマダイが狙える時季なのですが、このところ潮況が悪く釣果はあまり良くないとのこと。

　港近くの浅場からスタートです。案の定、魚の気配はありません。それでも何度か誘い続けていると「コンッ」と明確な当たり。「パシッ」と合わせを入れヒット。竿が「ギューン」と大きくしなる。上がって来たのはマダイ。朝イチ早々に本命の顔を見ることができました。

　これを機に同船者の人たちも連続でヒット。チャンスタイムかも？とせっせと釣り続け、マダイの他にハナダイ、カサゴを追釣しました。

　しばらくすると当たりが遠のき、何度かポイント移動。船の真下で当たりがなければキャストし広く探っていき、ポツンポツンと拾い釣り。そんな中、餌をチビチビと食われてしまう小さな当たりがあり、合わせても掛からない。正体はショウサイフグでした。

　当日は当たりが多く、本命をはじめ魚種多彩。同船者もお土産には十分なほど釣れたので皆大喜びです。

　隆正丸では、沖でとった生きエビが餌となります。冷凍のものと違い、餌持ちが抜群で当たりがない限り餌は無事と考えてよいため釣果にもつながります。生きエビは目が光ってアピールになるなんてことも聞いたことがあります。時季によっては冷凍ものになってしまうこともあるようなので、予約時に確認を。

　少しずつ潮の色も良くなってきているので今月いっぱいは大ダイも期待できるそうです。細いラインと軽いテンヤのシンプルな仕掛けでビッグファイトが楽しめちゃいます。

　▼当日使用したタックル　竿/エンゲツ　エクスチューン一つテンヤマダイ　245M　リール/ステラ　C3000MHG（以上　シマノ）テンヤ/オーバルテンヤ　他（マルキユー）

　▼釣況　東日本釣宿連合会所属、飯岡・隆正丸＝（電）0479（57）5432。集合は午前4時。乗合料金1万円。女性・中学生以下8000円。

　◇金澤　美穂（かなざわ・みほ）
　1989年（平元）生まれ、神奈川県出身。SNS上の釣りルポで注目を集め、現在は釣り雑誌、ムービーなどで活躍中。