久保に続き鈴木唯もパリ五輪招集を断念　鈴木唯は6月のアジア2次予選に向け2度目のA代表入り

久保建英
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　デンマーク1部ブレンビーのFW鈴木唯人（22）が、パリ五輪に出場できないことが24日、判明した。日本協会はこの日、6月のW杯アジア2次予選に臨むA代表メンバー26人を発表。パリ五輪世代の鈴木唯もメンバー入りした。

　同じくパリ五輪世代のMF久保建英は、所属のレアル・ソシエダードが長いシーズンで蓄積した疲労などを考慮し、既に五輪に派遣しない方針を示していたが、鈴木唯については不透明な状況が続いていた。

　会見でそのことについて問われた日本協会の山本昌邦ナショナルチームダイレクター（ND）は「鈴木唯人、久保に関しては長い時間をかけてクラブとのやり取りを継続的に丁寧にやってきました。そんな中で、FIFAルールでIW（インターナショナルウインドー＝国際Aマッチウイーク）以外は招集できない。クラブが招集できないという結論に至っている」と説明した。

　2人は今月中にFIFAに提出するパリ五輪の予備登録メンバーからも外れたものと見られ、出場する可能性はこれで完全に消滅したことになる。