武田修宏　現役時代に「よく殴り合った」選手　強くて、汚くて、ずる賢い最高のDFとして称賛

ステージ杯を高々と掲げる武田（中）に、柱谷（右）と北澤は歓喜のガッツポーズ
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　元サッカー日本代表のタレント・武田修宏（56）が、10日までに元代表でタレントの前園真聖（50）のYouTubeチャンネル「おじさんだけど、遊んでもいいですか？」に出演。現役時代の話で盛り上がった。

　動画内では武田修宏が選ぶ「ベストイレブン」として、日本人版の11人を列挙していた際のこと。DFのセンター2人は柱谷哲二、井原正巳と挙げ、武田は「強かったし、汚かったし、ズルかった」と称賛した。

　柱谷はヴェルディ川崎ではチームメートだったが、井原は宿敵・横浜マリノスの中心選手。武田とマッチアップすることも多々あり「肘打ち、バチバチやってましたね。お互い」と振り返ると、前園は「バチバチですか？」と驚き。「井原くんは高校時代から知っているから。元々センターフォワードで。ユースでバックに行っているけど」と同学年のライバルとしても懐かしそうに振り返った。

　そんな井原は温厚なイメージがあるが、前園は「井原さん結構すごいですよね」と明かし、武田も「井原さんはシュッとしているけど、1対1の激しさは（すごい）。ダーティー」とグラウンドでの執念を特長に挙げる。

　前園が「顔で得してますよね？」と冗談めかして笑うと、武田も「確かに。それぐらいやらないと、トップにはなれない。ダーティーというか、ずる賢い」とサッカー選手としての能力を称えた。

　つい先日、取材に訪れた際に「昔はよく殴り合ったな、という話をした」と武田は懐かしそうに振り返っていた。

【武田修宏が選ぶ日本人版のベストイレブン】
GK　菊池新吉
DF　柱谷哲二、井原正巳
左DF　都並敏史
右DF　石川康
MF　ラモス瑠偉、北澤豪、ビスマルク、カピトン（武田「日本人じゃないんだけど、この2人は外せないんだよ」）
FW　三浦知良、武田修宏