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引退、元日本代表主将・長谷部誠が語った「心を整える。」から13年の変化…「今はより力を抜いた感じ」

[ 2024年5月24日 13:33 ]

<フランクフルト・長谷部誠引退会見>引退会見をする長谷部誠(撮影・西尾 大助)
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 今季限りで現役を引退したサッカー元日本代表主将で、アイントラハト・フランクフルトのMF長谷部誠(40)が24日、都内のホテルで会見に臨んだ。

 黒のスーツ姿で登壇し、冒頭では今年3月に引退を決意したと説明。プロキャリアをスタートさせた浦和や日本代表への思いも語り、支えてくれたファン、サポータへ感謝を伝えた。

 11年には自己啓発書の「心を整える。」を出版し、150万部のベストセラーに。会見では同書について触れ「“心を整える。”という本なんか出させていただいちゃって、そしてベストセラー作家にもなってしまい、自分の実力とは違う、プラスの部分を評価していただいたと強く感じる」と笑いながら、こう語った。

 「あの本を書いたのは26歳。あれから、よりフレキシブルになった。(当時は)“こうしないといけない”“こうあるべきだ”と強い固定観念があったけど、今はより力を抜いた感じのサッカー選手になった」

 長谷部は最後まで自らの思いを真っ直ぐに伝えた。

 ◇長谷部 誠(はせべ・まこと)1984年(昭59)1月18日生まれ、静岡県藤枝市出身の40歳。藤枝東から02年に浦和に加入。08年以降はドイツに主戦場を移し、08~09年にウォルフスブルクの初優勝に貢献。ニュルンベルクを経て14年からEフランクフルト。06年にデビューした日本代表では国際Aマッチ通算114試合2得点。主将として81試合出場は歴代最多。W杯は10年、14年、18年と3度出場。1メートル80、72キロ。利き足は右。妻はモデルの佐藤ありさ。

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