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元日本代表・長谷部誠 引退報告時に父から伝えられた言葉明かす「半分本音、半分お酒の力で」

[ 2024年5月24日 11:45 ]

引退会見で笑顔をみせる長谷部誠(撮影・西尾 大助)
Photo By スポニチ

 今季限りで現役を引退したサッカー元日本代表で、アイントラハト・フランクフルトのMF長谷部誠(40)が24日、都内のホテルで会見に臨んだ。

 黒のスーツ姿で登壇すると、引退を決めた経緯や思いを語り、決断した時期を「2カ月前、3月下旬くらい」と明かした。妻や母に伝えたところ「素直に受け入れてくれた」というが、父からは「“いいのかそれで!”って言ってました。その時、父はお酒が入ってたと思うので、半分本音、半分お酒の力」と笑った。

 今後は指導者の道へ新たな一歩を踏み出す。「まずは数カ月間の休暇をとって、指導者の道に進もうと思う。セカンドチームでコーチをメインにいろんなカテゴリーを見ながらやっていきたい。最終的に目指すのはトップチーム」と決意を新たにした。

 ◇長谷部 誠(はせべ・まこと)1984年(昭59)1月18日生まれ、静岡県藤枝市出身の40歳。藤枝東から02年に浦和に加入。08年以降はドイツに主戦場を移し、08~09年にウォルフスブルクの初優勝に貢献。ニュルンベルクを経て14年からEフランクフルト。06年にデビューした日本代表では国際Aマッチ通算114試合2得点。主将として81試合出場は歴代最多。W杯は10年、14年、18年と3度出場。1メートル80、72キロ。利き足は右。妻はモデルの佐藤ありさ。

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