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5試合16失点も…京都・チョウ貴裁監督「サンガの火は消えていない」 原点回帰で26日名古屋戦へ

[ 2024年5月24日 17:15 ]

京都・チョウ貴裁監督
Photo By スポニチ

 リーグ5連敗で最下位に沈む京都のチョウ貴裁監督に“キジェ節”が戻った。26日の敵地・名古屋戦へ向けて「サンガの火は消えていない」と宣言。5失点大敗を喫した広島戦(19日)後は「ここまでのサンガを作ってきた由縁となる練習ができた。その部分は僕もチームも忘れかけていたもの。順位を見て、下を向いて、ケガしないように相手対策を少しやるというのは我々ではない」と原点回帰したことを明かした。

 なかでも入念に見直したのがゴール前の守備。広島戦の2失点目はボールホルダーへのアタックも背後からの飛び出しにもついていけなかった。

 「もちろん、メンタルな部分はある。でも自分たちのゴール前の守備がファジーになっていた。ファジーにしていたわけじゃないけど、本当に向き合ってやれていたかと言うとできてなかった」

 ただ完膚なきまでに叩きのめされたからこそ「全員がそっちに向くパワーにつながったとも言える。今後やり返していかなきゃいけない部分」と前向きに捉えた。そして自陣ゴール前で泥臭く戦うことで、攻撃陣の活力に昇華させるイメージを膨らませた。

 5試合3得点16失点。落ちるところまで落ちた今、ここからは上がっていくだけだ。7試合勝ち星がないアウェー名古屋戦は、サンガの火を炎へと変える一戦になる。

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