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南野拓実「背負ってきた選手に恥じない姿を見せたい」10番への決意あらためて

[ 2022年11月16日 02:45 ]

<カタールW杯・日本代表練習>笑顔を見せる南野(撮影・小海途 良幹)
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 22年W杯カタール大会に臨むサッカー日本代表は15日、ドーハ市内で練習を行った。この日からチームに合流したFW南野拓実(モナコ)は自分らしい10番を貫く決意を表明。W杯本大会前最後の調整試合となる親善試合カナダ戦(17日)へ気持ちを高めた。

 過去の日本代表10番は名波浩や中村俊輔、香川真司らが背負ってきた。「どんな人が10番だったのかは見てきている。重要な背番号というのはある」。同じC大阪出身でもある香川真司からのエールが伝えられると「それは嬉しい。僕が一番尊敬している選手。背負ってきた選手に恥じない姿を、応援してくれる人に見せられれば良い」と目を輝かせた。だが、その一方で「10番がやるべきプレーをやらなくてはいけないとは思っていなくて、自分らしさを出したい。自分ができることをやるだけ」とも口にした。泥臭く、運動量多く、そしてゴール前で決定力を発揮する。よりゴールに近い10番として貢献することを誓った。

 モナコでは今季9試合1得点3アシスト。直近のマルセイユ戦(13日)では出番がなかったが「自分自身のコンディションは上がってきている」という。カナダ戦へは「試合に出ればゴールやアシストの結果を出したい。チームとしても練習試合として臨むでのはなく、何かをつかんで、自分たちの力を証明して初戦に向かいたい」と22年2月1日・アジア最終予選サウジアラビア戦以来国際Aマッチ通算18得点目を見据えた。

 現在は鎌田や久保の台頭もあり、苦しい立場に立たされている。だが南野にしかできないプレーで森保ジャパンを勢い付ける。

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2022年11月15日のニュース