×

フライブルク・堂安 自身初W杯へ上々! PK誘発&4点目アシスト

[ 2022年11月15日 04:20 ]

ドイツ1部   フライブルク4ー1ウニオン・ベルリン ( 2022年11月13日 )

<フライブルクVSウニオン・ベルリン>競り合う堂安(左)=AP
Photo By AP

 欧州各国リーグに所属する日本代表選手は13日までにW杯によるシーズン中断前、最後の公式戦を終えた。ドイツ1部フライブルクのMF堂安律(24)は同日、ホームのウニオン・ベルリン戦に先発出場し、1アシストをマークしたほかPKを誘発。2得点に絡む活躍で4―1の快勝に貢献した。

 堂安がW杯開幕前最後の国内リーグ戦で2ゴールに絡む活躍を見せた。

 まずは前半19分、右サイドを抜け出し、ペナルティーエリア内に進入したところで相手選手に後ろから倒され、チームの3点目につながるPKを獲得。倒した相手を退場に追い込んだ。

 さらに前半アディショナルタイムには、中央で仕掛けてペナルティーエリア手前で相手選手3人を引きつけてスルーパスを通し勝利を決定づける4点目をアシストした。

 対戦相手のウニオン・ベルリンには、18年ロシア大会やカタール大会予選などで活躍したMF原口がいた。カタール行きを逃した先輩との日本人対決。堂安は76分間ピッチに立ち、チームを快勝に導き、W杯メンバーとしての意地を見せた。

 地元紙ビルトはチーム2位タイの2点、サッカー専門誌キッカーも2点(いずれも5点満点で1点が最高)をつけるなど、ドイツのメディアからも高い評価を受けた。

 24歳で自身初のW杯に臨む。堂安は「今日みたいに試合を決定付けるプレーができたらいい。今までの20年間で積み重ねた努力が夢の舞台で結果に出ると思っている」と声を弾ませた。

続きを表示

2022年11月15日のニュース