【カタール日記】ラーメンだけじゃない“忍者”ブレーク期待

ドーハ市内にあるNinja　Ramen
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　W杯カタール大会に出場する日本代表のベースキャンプ地や、熱狂に包まれる街の様子などを伝える「カタール日記」がスタート。現地入りした記者が連日、新鮮な情報をお届けします。

　国籍問わず多くの人が足を運ぶ店がドーハにある。名は「Ninja　Ramen」。立ち上げたのは現地在住の三原理絵さんら3人。店の設計やレシピ監修、食材調達などのプロデュースを三原さんが担当した。

　「誰が食べても“これがラーメンだね”という平均点の70点を目指した」。日本から取り寄せた麺を使用。おすすめの味は鶏白湯（ぱいたん）と味噌だという。和紙と竹で作られたちょうちんの下、日本から8000キロ以上も離れた異国で幸せをかみしめられる。

　日本代表の“忍者”といえば三重県伊賀市出身の町野修斗。店のように、国境を超えて認知される活躍を期待したい。ただ、そのときはもう忍者とは呼べないかも。だって一番目立っちゃっているから。（古田土　恵介）