×

日本代表MF遠藤 脳振とうなら「間に合う」血腫や骨に問題あれば…

[ 2022年11月10日 04:30 ]

相手選手と競り合う遠藤(AP)
Photo By AP

 森保ジャパンの負の連鎖が止まらない。W杯出場を懸けたアジア最終予選でフィールド選手最長出場を誇った遠藤航(29=シュツットガルト)が8日のヘルタ戦で相手選手と交錯して頭を強打し途中交代し、救急車で搬送された。脳振とうと診断され、W杯前最後の親善試合となる17日のカナダ戦は欠場濃厚。森保一監督が率いた21年東京五輪でもオーバーエージ枠で出場するなど、代えの利かない日本の“心臓”が初戦の23日ドイツ戦でぶっつけ本番となる可能性が出てきた。

 鹿島でドクターを務める西大宮病院の関純院長が本紙の取材に応じ、MF遠藤が脳振とうならW杯に間に合うとの見解を示した。脳振とうでは通常、「CTスキャンやMRIで頭の検査を行う」ことが必須とした上で、「血腫がないか、骨が折れていないかなどを確認」し、異常がなければ「プログラム通り復帰していけば、心配ない」という。

 遠藤の場合も、脳振とうなら「(初戦まで)まだ2週間ほどあるので、間に合うと思います」と関氏。ただ「血腫があったり骨に問題があったらW杯はおそらく無理だと思います」との見解を示した。

続きを表示

2022年11月10日のニュース