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ブライトン三笘 公式戦2戦連発弾でアーセナル撃破「いい形で決められた。もっとできる」と手応え

[ 2022年11月10日 11:31 ]

イングランド・リーグ杯3回戦   ブライトン3―1アーセナル ( 2022年11月9日    英国・ロンドン )

アーセナル戦でゴールを決めた三笘薫(AP)
Photo By AP

 ブライトンの日本代表MF三笘薫(25)は敵地のアーセナル戦に1―1の後半開始から出場し、同13分に公式戦2戦連発となる勝ち越し点を決めて3―1の勝利に貢献した。

 リーグ戦に2戦連続で先発した三笘は優先順位が低いリーグ杯でベンチスタートとなったが、ハーフタイム終了後に4―2―3―1布陣の左サイドで出場。後半13分にペナルティーエリア内の左寄りでMFサルミエントからラストパスを受け、ワントラップしてから右足で右隅に蹴り込んだ。三笘は広告ボードを飛び超え、敵地のスタンドまで駆けつけたサポーターとともにゴールを祝福した。

 三笘は「いい形で決めることができた。相手の位置から受けた時はカットインしてファー(に蹴る)というのはほぼ決めていた。ちょっとリフレクションがあったので運もあったかな」と笑顔を見せた。

 プレミアリーグ初ゴールを含め、全3得点に絡んだ5日のウルバーハンプトン戦に続く公式戦2戦連発でリーグ首位の強敵アーセナルを撃破。国内ではリーグ、FA杯に次ぐ位置づけの大会で互いにベストメンバーではなかったものの「スタジアムもいいし、そういうところで自分の力以上に出ているなと感じた」と振り返った。

 回復途上の右足首はまだ万全ではなく、痛み止めを服用しているというが「もう少し良くなっていけば飲まないでやれるようになるかな。コンディションも100%ではないし、もっとできるとは思う」と逆に伸びしろを感じる要素となっている。

 23日に控えるドイツとのW杯初戦に向け「あっちに行ってからしっかりと調整する。どんな形であれ、出た時に100%でやれれば」と気持ちを高めた。

 右太腿裏を痛めているアーセナルのDF冨安健洋(23)はベンチ外だった。

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2022年11月10日のニュース