ドイツ代表　DFフンメルスらW杯落選メンバーも豪華とネットで話題「ロイスは大舞台に縁がない」

[ 2022年11月10日 22:06 ]

　ドイツサッカー協会（DFB）は10日、ワールドカップ（W杯）カタール大会に臨むドイツ代表メンバー26人を発表。3大会連続のW杯出場を目指していたDFフンメルス（33＝ドルトムント）などが選外となり、ネット上では「落選メンバーが豪華すぎる」と話題になった。

　W杯1次リーグ初戦（23日）で日本代表と対戦するドイツ代表は、各国の代表と同じように大会目前にして怪我人が続出。2日にエースFWウェルナー（26＝ライプチヒ）、8日にはFWヌメチャ（23＝ボルフスブルク）が負傷により欠場が確定。MFロイス（33＝ドルトムント）は、5日のボーフム戦で復帰を果たすも再び足首を痛め戦線を離脱。18年ロシア大会に続く2大会連続のW杯出場が危ぶまれていた。

　そんな中、21年6月の欧州選手権を最後に代表から遠ざかっていたDFフンメルスは「ぜひドイツ代表の一員としてプレーしたい」と復帰を熱望。フリック監督とも代表復帰へ向け個人的に話したもようで「僕は自分に役割が与えられるならば、それをできる限り果たす用意があると、ハッキリ伝えたよ」とコメント。ドイツ紙キッカー（電子版）は「仮にバックアップ要員としての選出であっても、その立場を受け入る姿勢を示した」と報じていたが、無念の落選となった。

　他の有力候補では左膝の前十字靭帯断裂の重傷を負ったMFビルツ（19＝レバークーゼン）が初のW杯出場を目指しリハビリを続けていたが、本大会には間に合わず。DFゴセンス（28＝インテル・ミラノ）、DFコッホ（26＝リーズ）、MFエムレ・ジャン（28＝ドルトムント）なども落選した。

　ネット上では「ロイス落選は悲しい」「ロイスは大舞台に縁がないな上手いのに怪我で欠場か」「ビルツは呼ばれなかったか」「ビルツが怪我で出れないのまじでもったいねぇ」と主力選手の欠場を嘆く声が続々。一方で「ドイツ代表落選メンバーも豪華だなぁ」「とにかくドイツ代表はGKの人材がヤバすぎる」「ロイス、ウェルナー、フンメルスいなくても豪華なメンツだわ」「ドイツ代表、ウェルナーとかいないのに攻撃陣豪華すぎるだろ」といった声も上がっていた。

＜ドイツ代表メンバー＞
【GK】ノイアー（Bミュンヘン）、テアステーゲン（バルセロナ）、トラップ（Eフランクフルト）

【DF】ベラコチャプ（サウサンプトン）、クロスターマン（ライプチヒ）、ラウム（ライプチヒ）、ギンター（フライブルク）、ギュンター（フライブルク）、シュロッターベック（ドルトムント）、ズーレ（ドルトムント）、ケーラー（ウェストハム）、リュディガー（Rマドリード）

【MF】ブラント（ドルトムント）、ニャブリ（Bミュンヘン）、ゴレツカ（Bミュンヘン）、ゲッツェ（Eフランクフルト）、ギュンドアン（マンチェスターC）、ホフマン（ボルシアMG）、キミッヒ（Bミュンヘン）、ムシアラ（Bミュンヘン）、サネ（Bミュンヘン）、ミュラー（Bミュンヘン）

【FW】ハーバーツ（チェルシー）、アデイエミ（ドルトムント）、ムココ（ドルトムント）、フュルクルク（ブレーメン）