12年ぶり昇格の京都FW宮吉が最大限のリスペクトを送ったのは…「彼らが頑張ってくれたからこそ」

[ 2021年11月28日 22:08 ]

明治安田生命J2第41節   京都0-0千葉 ( 2021年11月28日    フクアリ )

京都・宮吉

 12年ぶりのJ1昇格を決めた京都は28日、東京都内のホテルで昇格会見を行った。チョウ貴裁監督らとともに壇上に登ったFW宮吉拓実は「嬉しい」と満面の笑みを浮かべた。

 16歳だった08年10月にチーム史上最年少でプロ契約。14年の富山への期限付き移籍を挟んで15年シーズンまで在籍した。その後は広島、札幌でプレー。19年に古巣に復帰した。今季は12年シーズン以来となる2ケタ得点も達成。昇格の立役者の1人になった。

 だが自らを誇示することはなく、むしろ感謝の言葉に終始。その中で最も力を込めたのは、在籍年数の長いベテラン選手たちへの思いだった。「昨年まで苦しいシーズンだったけど、その中で戦い抜いてくれた選手たち…清水選手、庄司選手、黒木選手たちが頑張ってくれたからこそ」。GK清水は15年から在籍、MF庄司とDF黒木はJ3降格がチラついた18年夏に加入。勝てない時期を必死に支えた選手たちだった。

 そして清水は若原が負傷した10月後半からゴールマウスを守り、前節・岡山戦、そしてこの日の千葉戦でもビッグセーブを披露。シーズン序盤はなかなか出番がなかった庄司や黒木は終盤にきて“アクセント役”や“クローザー役”を担った。

 20歳のMF川崎や21歳のMF福岡ら若手が台頭する中で出番に恵まれずとも、真摯にサッカーと向き合ってきたベテラン勢。彼らもまた「歴史的な1日」を彩る重要なピースだったからこそ、宮吉は最大限のリスペクトを惜しまなかった。

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