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【データで見るJ2京都】最多タイ5度目の昇格決定 12年ぶり昇格は史上2番目のブランク

[ 2021年11月28日 16:09 ]

明治安田生命J2第41節   京都0-0千葉 ( 2021年11月28日    フクアリ )

<J2 千葉・京都>J1昇格を決め喜ぶ麻田(左)ら京都イレブン(撮影・西海健太郎)
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 J2京都が28日、10年シーズン以来12年ぶりのJ1昇格を果たした。同日の千葉戦は、前半を両チーム無得点で折り返し。後半も得点する機会はなかったが、千葉にも得点を許さず、引き分けに終わり勝ち点1を獲得。2位争いを演じていた甲府の結果を待たずして、昇格を決めた。チョウ貴裁監督にとっては、就任1年目での悲願達成となった。

 これで京都は、95、01、05、07年に続き5度目の昇格。過去に5度の昇格を果たしたのは札幌、湘南、福岡で、3チームと並び最多タイとなった。また、C大阪、柏は4度を経験している。(JFL→Jリーグを含む)

 10年に降格が決まってから“冬の時代”もあった。12、13年には2年連続で昇格プレーオフ進出も敗退。15年には17位。18年にはクラブ史上最低順位となる19位も経験した。19年には一時首位に立ったが失速し、最終戦でJワーストとなる13失点を喫した。

 また、12年ぶりの昇格で、J1への復帰ブランクも史上2番目となった。最も長かったのは07年に降格し、20年に再昇格した横浜FCの13年ぶり。以下、続くのは11年ぶりの湘南(J2在籍00~09年)、7年ぶりの仙台(同04~09年)、徳島(同15~20年)となる。

 さらにチョウ貴裁監督は、監督としては12、14、17年の湘南に次いで自身4度目の昇格。小林伸二、反町康治の4度目に並んだ。

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