三菱重工浦和・楠瀬監督「思いっきり楽しめれば」ホーム埼スタで連敗止める

　WEリーグ・三菱重工浦和の楠瀬直木監督（57）が11日、13日のマイナビ仙台戦を前にオンラインで取材に応じた。3連敗中で迎える2位との上位対決に向け、「マイナビが相手ということも大事だが、自分のプレー、チームのプレーに集中すること。もう一回自分たちでやらなきゃいけないことを見つめ直していく」と力を込めた。

　自チームには体格的に有利な選手が多い中、前節7日のINAC神戸戦ではセットプレーから2失点。「こっちも慢心だったかなと。何の根拠もない自信を持っていた」と指揮官。反省を口にしつつ、「勝負の綾になってくる」と攻守におけるセットプレーの重要性を再確認した。

　年内最後のホーム試合を、2012年以来9年ぶりに埼玉スタジアムで戦う。これまで数々の激闘が繰り広げられてきた舞台。楠瀬監督は「浦和レッズの総本山で日本を代表するスタジアム。思いっきり楽しめれば」と待ちわびた。ホーム埼スタで連敗を止める。