J1京都入り内定の新潟医療福祉大2年・立川 さらなる成長へ「手に負えない選手になりたい」
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28~29年シーズンからJ1京都に加入することが内定した新潟医療福祉大のMF立川遼翔(2年)が、さらなる成長を見据えて努力を重ねている。2年生でのプロ内定は珍しく、今後は大学生、Jリーガー、U―19日本代表と“三足のわらじ”を履いて注目度も急上昇中。重圧をはねのけてどの舞台でも輝きを放ち、自らの存在価値をさらに高めていく。
力強さや献身性。足りなかったものを大学入学後わずか1年で身に付け、自信が生まれた。異例の2年生でのプロ内定を勝ち取った立川は、精神面での成長を実感。「手に負えない選手になりたい」と飛躍を見据える。
両足を自在に使い、ドリブル、パスも一級品。課題は守備や強度だった。京都U―18から昇格できなかった要因でもあったが「強度が高い」という大学のトップチームの練習や紅白戦でもまれ、基準が上がった。
成果は昨年12月の全日本大学選手権(インカレ)で表れた。予選ラウンドでPK負けし、進んだ強化ラウンドは6日間で5試合を戦う過酷な日程。それでも全試合にスタメン出場し、多くても約11キロだった1試合の走行距離はチームトップの約12キロをマークするなどして、京都のスカウトの目に留まった。
1月に参加した京都のキャンプは「ついていくのに精いっぱい」だったというU―18時代と違い、強度などへの慣れから気持ちに余裕も出たことで得意の攻撃で存在を強くアピール。内定を勝ち取り「U―18で上がっても通用しなかった。大学に来て良かった」とうなずく。
京都入りは念願だった。ただ、しっかりと足元を見つめた。大学を辞めて即加入する選択はせず、基本的には大学でプレーする道を選んだ。「この年齢では試合に出て成長することが大事。大学で経験を積んで、その中で(京都)サンガにも呼ばれるというのが上に行くには必要」と決断した。
4月にはU―19日本代表に選出され、新たな刺激も受けた。大学での全国大会優勝、在学中のJリーグデビューとともに、来年のU―20W杯出場は「頭にある」と大きな目標に掲げる。高い意識は日々の取り組みにも表れている。「持ち味の柔らかさはなくさずに、当たり負けしない体と切れが欲しい」と肉体改造のためにパーソナルジムにも通い出した。
「周りからの見られ方が変わるが、プレッシャーの中でやるのも力になる。結果で示したい」。プロへのスタートラインに立って貪欲さは増した。大学を拠点にしながら、その先へとつなげていく。
(西巻 賢介)
○…立川は今季から背番号10をつける。チームで過去の2年生10番は、FW矢村健(J2藤枝)以来で「うれしい。責任もあるので、自分がチームを勝たせたい」と自覚も十分だ。今年は京都への練習参加の機会も多く、チームを離れることも多い。移動も含めて体への負担は大きいが「いろいろな環境でサッカーをできるのは楽しい」とプラスに捉えている。
◇立川 遼翔(たつかわ・はると)2007年(平19)2月20日生まれ、滋賀県出身の19歳。大原SSS―京都U―15―京都U―18。主なポジションはトップ下、FW。新潟医療福祉大では昨年の全日本大学選手権から定位置をつかみ、強化ラウンド優勝に貢献。U―17、U―19日本代表。1メートル83、72キロ。利き足は右。
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