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浦和・ユンカー デンマーク代表の同胞エリクセンにエール「STAY STRONG」1G1Aで8強導いた

[ 2021年6月14日 05:30 ]

ルヴァン杯 プレーオフ第2戦   浦和2ー2神戸 ( 2021年6月13日    浦和駒場 )

<浦和・神戸>前半終了間際、ゴール後にデンマーク代表エリクセンへのメッセージを見せるユンカー(左)
Photo By 共同

 各地でプレーオフ3試合が行われ、浦和(C組1位)は神戸(B組2位)との第2戦を2―2で引き分け、2戦合計4―3とし、2年ぶりの8強進出を決めた。FWキャスパー・ユンカー(27)が1得点1アシストと攻撃をけん引した。前回王者のFC東京(B組1位)は湘南(C組2位)との第2戦を4―1で勝利し、2戦合計4―2で3年連続の準々決勝進出を決めた。札幌(A組2位)も横浜(D組1位)を3―1で破り、2戦合計4―2で8強に駒を進めた。

 強く生きて――。左足に魂を込めたFWユンカーが1得点1アシストの活躍で2年ぶりの8強進出に導いた。前半16分、MF小泉の移籍後初得点をアシストすると同終了間際には得意の左足で鮮やかなループ弾。公式戦9戦8発となった。

 得点後、ユニホームをめくったシャツには手書きで「STAY STRONG CHRISTIAN」。前日の欧州選手権でデンマーク代表MFエリクセンが試合中に突然倒れるアクシデント。「とてもショック。デンマーク人全員が集中しにくい一日だった」とユンカー。だからこそ貴重な得点は同胞の代表司令塔にささげた。

 完全移籍での加入が決まった日本代表DF酒井宏樹(31)も視察した一戦。頼れる助っ人が熱きプレーを見せた。

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