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FC東京 ルーキーMF紺野、練習試合で積極プレー「バリエーションがある選手と思わせたい」

[ 2020年2月24日 17:17 ]

J2大宮との練習試合に出場したFC東京のMF紺野
Photo By スポニチ

 FC東京は24日、都内でJ2大宮と45分×2本の練習試合を行った。1本目は1―3、2本目は2―2で計3―5。23日のアウェー清水戦(3―1)で先発した選手はリカバリーのみで、サブ組中心でメンバーを組んだ。

 今季、法大から加入したMF紺野和也(22)は4―3―3の右ウイングとして2本とも先発出場した。ボールを呼び込んで仕掛けるシーンだけでなく、裏への抜けだしなど積極的な姿勢を披露し、「今日はスタートから出場して、ドリブルだけじゃないというところを見せられたと思う。これからも攻撃のバリエーションがある選手だと思わせたい」と振り返った。

 清水戦では後半36分からピッチに立ち、記念すべきJ1初出場となった。「ACLに出ていたので、落ち着いて試合に入れたし、求められていたプレーは出せた」。ただ、開幕戦でのデビューは本人も予想していなかったという。

 日本代表FW永井謙佑(30)とブラジル人FWディエゴ・オリヴェイラ(29)の“ダブルエンジン”に加えて、チームは今オフにブラジル人MFアダイウトン(29)、同MFレアンドロ(26)を獲得。さらに日本代表FW田川亨介(21)らもおり、前線の層は厚い。

 「今はスーパーサブのような立場だけど、途中出場したときに何ができるのかを見られていると思う。評価してもらっているとは感じているし、結果をしっかりと求めていきたい」

 最近はSNSで「期待している」とコメントをもらうことも増えた。うれしいと思える半面、活躍しなければいけないという責任も感じている。今後、限られた時間の中でどれだけ首脳陣にアピールしていけるか。魅惑のドリブラーの勝負は始まったばかりだ。

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2020年2月24日のニュース