G大阪 遠藤、J1最多出場631戦!9年ぶり開幕戦勝利で飾った金字塔

[ 2020年2月24日 05:30 ]

明治安田生命J1第1節   G大阪2―1横浜 ( 2020年2月23日    日産ス )

<横浜・G大阪>前半、横浜・仲川(右)からボールを奪うG大阪・遠藤(中央)=撮影・西海健太郎
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 明治安田生命J1リーグ第1節最終日は各地で4試合が行われ、G大阪の元日本代表MF遠藤保仁(40)が敵地での横浜戦にフル出場し、名古屋などで活躍したGK楢崎正剛の持つJ1最多出場記録の631試合に並んだ。チームは前年王者を2―1で下し、9年ぶりのリーグ開幕戦勝利を挙げた。自身の持つ記録に並ばれた楢崎氏が祝福のメッセージを寄せた。

 大偉業達成にも、小さくハイタッチを交わすだけだった。大げさな笑顔も派手なガッツポーズもない。ただ、いつもとは違う感情が遠藤の中にはあった。

 「並んだだけだけどうれしい。試合に出続ける大変さは僕と正剛さんしか分からない」

 横浜Fに所属した98年3月21日の横浜戦で第一歩を踏み出し、そこから22年。プロデビューを飾った地で、ついに横浜Fの先輩である楢崎の持つJ1歴代最多リーグ通算631試合出場に並んだ。「いろんな方がサポートしてくれた。感謝している」。新たな金字塔をかみ締めた。

 23年間、第一線で戦い続ける原動力は「誰にも負けたくない」という強い思い。A代表には15年を最後に招集されていなくても「現役である以上は代表に入りたい。誰よりも良い働きをしてハイパフォーマンスを続ければ森保さんの目に留まるかもしれない」と明かす。

 この日は1点リードの前半途中、プレーが途切れた際に宮本監督の元に駆け寄り、システム変更を進言。4―1―4―1から4―2―3―1システムに変えた。「(監督に)言えるか、言えないか。勇気の問題」。横浜がアンカー遠藤の脇を狙っていると見抜くと、井手口を1列下げて相手の狙いどころを封じた。勝つために何をすべきか。その“目”こそが真骨頂でもある。

 自身の記録を更新する21年連続Jリーグ開幕スタメンも「そこは気にしていなかった」と、さも当然のように振り返った。次戦・仙台戦に出場すれば単独1位。「どこまで記録を伸ばすのか?それは自分自身に聞いてみたい」。1月に不惑を迎えたが、レジェンドはまだまだ後進に道を譲るつもりはない。

 ▼日本代表森保監督 本人が常日頃向上心を持って努力していることで差が出る。彼がやってきたことに敬意を表したい。インテリジェンスの高い選手で技術があって体力的にも続いている。

 ▼横浜FC中村俊輔 あいつ、海外に行ってないから(笑い)。コンディション、メンタル、技術、ヤットしか持ってないものを自分で築き上げた、いい選手だと思う。

 ○…G大阪MF遠藤がJ1通算631試合とし、元名古屋GK楢崎正剛の持つ最多記録に並んだ。またJ2を含め21年連続で開幕スタメンに名を連ね、自身の記録を更新した。今季得点すれば1年目から21年連続となり、こちらも自身のJリーグ記録を更新する。遠藤は日本代表でも、国際Aマッチ152試合出場の最多記録を持っている。

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