【川本治 視点】衰え知らず「アンカー・遠藤」が横浜の乱れ誘った

[ 2020年2月24日 06:30 ]

明治安田生命J1第1節   G大阪2―1横浜 ( 2020年2月23日    日産ス )

<横浜・G大阪>前半、横浜・仲川(右)からボールを奪うG大阪・遠藤(中央)=撮影・西海健太郎
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 前年の王者を破ったG大阪は遠藤が勝因といってもいいだろう。ルヴァン杯柏戦の3バックから4バックに変わり、遠藤はアンカーと呼ばれる中盤の底に入ったが、見事にゲームをコントロールした。前線から積極的にボールを奪いに来るのが横浜の狙いだったが、G大阪はキープ力のある遠藤にパスを預けてボールを奪いに来た横浜の選手をいなし、攻撃を展開することができた。相手の陣形を見てスペースに的確にパスを出していたし、前線の選手をうまく使っていた。直接ゴールに絡むことはなかったが、遠藤がいたことで、横浜に狙い通りのサッカーをさせず、ミスを多発させたわけだ。

 遠藤自身はあまり動かず、守備も以前ほどはできないが、ボールを止める、蹴る技術は抜群で年齢を感じさせない。ゴールの近くでプレーする時間も少なくなったがパスコースをつくるもらい方ができるので攻撃のリズムはつくれる。休ませながら使えば、まだ大きな戦力になることは間違いないだろう。 (元ジェフ市原強化部長)

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