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湘南・石原直、20年J1第1号 史上最年長35歳、カズらに並ぶ最多3発目

[ 2020年2月22日 05:30 ]

明治安田生命J1第1節   湘南2―3浦和 ( 2020年2月21日    BMWス )

前半、湘南・石原はヘディングでゴールを決める(撮影・西尾 大助)
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 湘南は手にしかけた開幕戦白星を逃した。前半7分、左サイドから鈴木のクロスを石原直が頭で合わせ、史上最年長となるJ1リーグ1号で先制。後半20分にも鈴木のクロスに山田が頭で合わせて追いついた。さらに25分にはリーグ戦のVAR第1号でPKを得たがタリクが外して勝ち越しに失敗。終盤に決勝点を許し、3年連続の開幕白星発進はならなかった。

 「連続して2失点した時間帯が大きかった。PKを外したところは残念」と浮嶋監督。それでも昨年終盤はゴールが奪えず、6連敗を含めて10試合未勝利だったことを考えれば、大きな前進だった。

 欧州の強豪に学んで3ボランチ2トップにシステムを変更。12年ぶりに湘南に復帰した石原直が移籍即開幕戦ゴール、山田も決めるなど決定力は示した。「早い時間に決めてゲームを落ち着かせたかった。ただ、結果が全て。次につなげたい」と石原直。苦境を糧に成長したチームは、次こそ勝利という結果につなげる。

 【データ】今季J1リーグ最初のゴールは湘南・石原直が決めた。35歳での第1号は、99年名古屋・ストイコビッチの34歳を上回る最年長弾となった。また石原直は大宮所属の10年、仙台所属の17年に続き3度目の開幕戦ゴール。3クラブでのJ1開幕弾は三浦知良(現横浜FC)、田坂和昭、ウェズレイ、久保竜彦に次いで史上5人目となった。

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2020年2月22日のニュース