×

フランクフルト・鎌田、ハットトリックで先勝!国内出番減も改めて存在感「ホッとした」

[ 2020年2月22日 05:30 ]

欧州L決勝T1回戦・第1戦   Eフランクフルト4―1ザルツブルク ( 2020年2月20日 )

ハットトリックを決めた鎌田大地(AP)
Photo By AP

 20日に各地で決勝トーナメント1回戦の第1戦が行われ、アイントラハト・フランクフルト(ドイツ)の日本代表MF鎌田大地(23)がホームのザルツブルク(オーストリア)戦で3得点し、4―1の快勝に導いた。日本人の欧州でのハットトリックは18年11月のMF南野拓実(25)以来、延べ12人目。鎌田は後半36分に退き、MF長谷部誠(36)はフル出場した。

 鬱憤(うっぷん)を晴らすかのような3発だ。鎌田は後半36分まで出場し、チームを快勝に導いた。「今日が勝負だと思っていた試合で結果を残せてホッとしている」。圧巻のハットで、改めて存在感を示した。

 1月中旬に米国で行ったキャンプでのテストマッチで右足首を負傷。早期復帰を果たしたものの、国内リーグでは出番が減少していた。だからこそ、この試合に懸ける気持ちは人一倍強かった。

 前半12分、右足で先制弾。ペナルティーエリア内でボールを受けると、相手GKの動きを冷静に見切ってゴールネットを揺らす。同43分にはスルーパスに抜け出し、左足のチップキックで技ありの2点目。仕上げは後半8分だ。左からのクロスに頭で合わせると、両手を広げて喜んだ。

 欧州で日本人が3得点以上を決めるのは18年11月の南野以来、延べ12人目。今季の欧州リーグでは、1次リーグから3試合連続6点目と存在感は際立つ。自身の価値を証明する勝利に「チームの出来は凄く良かった」と手放しで喜んだ。

続きを表示

2020年2月22日のニュース