神谷、東京五輪へ下克上狙う!U20W杯落選…悔しさバネに

[ 2017年12月13日 05:30 ]

東京五輪への思いを秘めながら汗を流すU20代表の神谷(右)
Photo By 共同

 森保監督率いるU―20日本代表はM―150杯1次リーグ第2戦・U―23北朝鮮戦から一夜明けた12日、タイ・ブリラムで調整を行った。今回の遠征で、代表定着への強い思いを抱くのが、背番号10を背負うMF神谷優太(20=湘南)。ジョギングでも先頭を走るボランチが、東京五輪への“下克上”を狙っている。

 アピールに懸ける思いが、姿勢に表れている。この日の円陣では森保監督の真横に立ち、ジョギングではいつものように先頭を走った。「また日の丸を付けて練習ができたり、試合ができたりというのはうれしい。どうチームのために、自分のためにやれるか。気持ちがこもった遠征になる」とMF神谷。“あの日”を忘れずに、代表に戻ってきた。

 5月のU―20W杯。層の厚いボランチ陣の中で、メンバーから落選した。「常に“W杯に落ちた”ということを心に持ちながら、忘れずにやってきた」。所属する湘南でも今季のJ2の出番は7試合と決して多くはないが「判断の早さ」を意識してプレーの改善にも取り組んだ。今回の遠征にはW杯メンバーがおらず、過去にあまり代表に選出されなかった選手が多い。その中で気概は人一倍だ。

 第1戦のU―23タイ戦では、主将マークをつけてボランチで先発した。「任されるのは期待されている証拠」と理解。後半7分には中央に持ち込んでから、一時は同点に追いつくミドルシュートで森保ジャパン“第1号”も決めた。1―2で敗れ「あそこでもう1点決める選手にならないといけない」と向上心は尽きない。

 森保監督の掲げるサッカーの特徴は「ビルドアップして、相手に渡さない。あとは切り替えの早さ」と理解。フリータッチからワンタッチに切り替わる戦術練習など「凄く面白い」と笑顔を見せている。今回の遠征のラストは15日の3位決定戦、もしくは決勝。東京五輪まで2年半、神谷の下克上ストーリーはタイの地から始まる。

 ◆神谷 優太(かみや・ゆうた)1997年(平9)4月24日生まれ、山形県山形市出身の20歳。東京Vジュニアユース、東京Vユースを経て青森山田高へ。16年に湘南に加入。13年の国体で得点王、高校3年時の全国高校選手権で大会優秀選手選出の経歴を持つ。J1通算14試合0得点、J2通算7試合0得点。1メートル76、67キロ。

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