西川が起点!J史上初2戦連続アシスト男がフィードで狙う

[ 2016年9月6日 05:30 ]

気合の入った表情で体を動かす西川

W杯アジア最終予選 日本―タイ

(9月6日 バンコク)
 6日のタイ戦で先発濃厚なGK西川が、前がかりになる相手の裏を狙う。

 ホームで金星を狙うタイは、キャティサック監督が「守備的ではなく、いつも通り攻撃的にいく」と明かしている通り、ボールをつなぎながらチーム全体で攻めてくることが予想される。相手の最終ラインが上がれば相手GKとの間に大きなスペースができ、そこが西川の高精度フィードの的になる。「ボールを捕ってから持ち味が出せる。前にいっぱい(足の)速い選手がいる」。日本の前線には浅野をはじめ、裏へ抜ける動きに秀でた選手が待機するだけに、ボールをキャッチした瞬間が“11人目のフィールド選手”西川の出番となる。

 代名詞の左足フィードは、その精度を増している。浦和では8月6日の湘南戦、同13日の名古屋戦でJリーグ史上初のGKによる2試合連続アシストを記録。02年のジーコジャパン発足以降、日本代表でアシストを記録したGKはいないが、フィードに抜群の精度を誇る西川なら、十分可能性はある。「苦しい時間帯に(前線の選手との)2人の関係性で流れを変えられることもある」。相手が引いてきた場合にも意表を突く西川の攻撃パターンは有効。自慢のキックで、タイの背後を狙う。

 正GKとして負の連鎖も止める必要がある。日本は6月3日のキリン杯ブルガリア戦から国際Aマッチ3試合連続複数失点中。4連続で複数失点を許せば13年7月以来、3年ぶりの屈辱となり正守護神の地位も揺るぎかねない。「まず良い守備をしてからの攻撃」。日本が誇るゴールの番人は、負けられない一戦でこそ存在感を発揮する。

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