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反日書き込み減少…中国でも「日本はアジアの誇り」

[ 2010年6月30日 17:33 ]

 【W杯決勝トーナメント1回戦 日本0―0(PK3―5)パラグアイ】日本の敗退を受け、30日付の中国各紙は「(日本の健闘は)容易なことではない」「アジアでは依然強大なチームだ」(北京青年報)、「日本チームの戦いぶりは尊敬に値する」(京華時報)などと報じた。京華時報はまた、「アジアのホープ」と題してMF本田の活躍を1ページ特集で紹介した。

 環球時報がネット上で実施したアンケート(複数回答可)では約40%が「日本チームを応援する」と回答、「韓国を応援する」(約20%)を大きく上回ったという。

 中国のウェブサイトの書き込みでは、「日本はアジアサッカーの誇りだ」「日本が8強に入れなかったのは残念」などと好意的な感想が目立つ。日中関係が悪化し、日本チームにブーイングが起きた2004年のアジア杯の際と比べると、様変わり。「小日本(日本人への蔑称)は負けろ」といった反日的な書き込みもあるが、総じて「よく頑張った」と客観的な評価が多い。(共同)

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2010年6月30日のニュース