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岡田監督期待に応えた 憲剛が攻撃のスイッチ

[ 2010年6月30日 09:40 ]

<日本・パラグアイ>後半、本田圭佑(18)にパスを出す中村憲剛(中央)

 【W杯決勝トーナメント1回戦 日本0―0(PK3―5)パラグアイ】待ちに待った大舞台のピッチ。後半途中から守備的MF阿部に代わって出場し、W杯初出場を果たしたMF中村憲はゴールを目指してピッチを駆け回った。

 後半36分。“失点しない戦い”から一転、攻撃のスイッチを入れた岡田監督の期待を背負って試合に加わった中村憲は「起点になって、ゴールにつながるプレーをイメージしていた」と話す通りにトップ下で躍動。同42分に左サイドをかき回して好機をつくると、延長前半1分には大久保のパスを受けて右足でミドルシュートを放った。

 奮闘実らずチームはPK戦で敗退。それでも「チームが一つになって戦えば、大きな力になる。それをすごく感じた。結果は紙一重」と、世界の舞台での躍進を前向きに捉えていた。

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2010年6月30日のニュース