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目には涙…“職人”遠藤「PKはしょうがない」

[ 2010年6月30日 08:06 ]

<日本・パラグアイ>後半、パラグアイのオルティゴサ(左)と競り合う遠藤保仁

 【W杯決勝トーナメント1回戦 日本0―0(PK3―5)パラグアイ】フィールドプレーヤーで唯一出番がなかったドイツ大会から4年。中心選手となってW杯の舞台に戻ってきた遠藤は「まだまだ上に行きたかった。達成感はそんなにない」と目に涙を浮かべた。

 セットプレーからのクロスで再三チャンスをつくった遠藤は、PK戦では日本の1番手で登場。「相手GKの威圧感は感じなかった」と振り返る背番号7は、得意の“コロコロPK”ではなくゴール右に力強く蹴り込んで“PK職人”の意地を見せた。

 「組織は間違いなく通用する」と、堅固な守備組織で果たした16強進出に胸を張った遠藤。運が左右するPK戦での敗退に「PKはしょうがない」と話しながらも「ベスト8に残って、ベスト4への権利を得たかったというのが正直なところ」と敗退に悔しさをにじませた。

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2010年6月30日のニュース