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ビジャが決めた!スペイン2大会ぶりのベスト8進出

[ 2010年6月30日 02:25 ]

先制点を上げて喜ぶスペインのビジャ

 W杯南アフリカ大会決勝トーナメント最後の試合“イベリア・ダービー”は、H組1位のスペインがG組2位のポルトガルに1-0で勝って、2大会ぶりのベスト8進出を果たした。これでベスト8が出そろった。スペインは3日(日本時間4日)、準々決勝で日本を下したパラグアイと対戦する。

 FIFAランキング2位のスペインと、3位ポルトガルの対戦は、W杯では史上初の顔合わせとなるが、過去の対戦成績はスペインが通算15勝12分け5敗と大きく勝ち越しているものの、最近3試合では1勝1分け1敗と実力は伯仲している。

 スペインがパスをつないで攻めるのに対し、ポルトガルはカウンターでの攻撃で対抗。前半のスペインが10本、ポルトガルが7本のシュートと激しい攻め合いが続いたが、ともによく守って前半は0-0で終えた。

 後半58分に両チームのベンチが動く。スペインはフェルナンド・トーレスに代えてジョレンテ、ポルトガルはウーゴ・アルメイダに代えてダニーを投入。

 この直後からスペインの波状攻撃が展開。後半18分、ゴール前での細かいパス回しから、イニエスタがスルーパス。シャビがヒールで流し、左から走り込んできたビジャがシュート。一度はGKに弾かれるが、再び押し込み、待望の先制点をものにした。ビジャは今大会、トップに並ぶ4ゴール目。

 反撃を試みるポルトガルだったが、後半44分にはリカルド・コスタがレッドカードで退場。万事休した。

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2010年6月30日のニュース