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【JRA10大ニュース】1位 日本馬悲願のBC制覇、ラヴズオンリーユー&マルシュロレーヌが快挙

[ 2021年12月31日 05:30 ]

<ブリーダーズC・フィリー&メアターフ>ラヴズオンリーユーでレースを制し、両手を上げる川田(AP)
Photo By AP

 競馬場に観客が戻りつつあった2021年。大みそかは恒例のスポニチ選定「JRA10大ニュース」で一年を振り返る。新王者誕生、有終の名馬たち、白毛初のクラシック制覇など話題満載の一年となったが、1位にはコロナ下でも挑戦の歩みを止めなかった海外遠征史から「日本馬初のブリーダーズカップ制覇」が選ばれた。

 日本時間11月7日。遠く離れた米国カリフォルニア州のデルマー競馬場で、歴史的快挙が成し遂げられた。1984年に創設され、現在は2日間でG1・13レースを含む14レースを開催、賞金総額3100万ドル(約35億円)を誇る米国競馬の祭典ブリーダーズカップで、矢作厩舎の2頭が主役となった。

 まずはBCフィリー&メアターフ。19年オークス馬ラヴズオンリーユーが優勝し、05年アメリカンオークスを勝ったシーザリオ以来、日本調教馬2頭目の米G1勝利。日本馬初のブリーダーズカップ制覇となった。米国最高峰の舞台に日本馬が初チャレンジしたのは96年タイキブリザード(クラシック13着)。四半世紀の時を超え、延べ17頭目の挑戦で夢を現実にした。鞍上の川田は「興奮して覚えてはいませんが、ゴール板を通過した後は思わず拳を握ってしまったかもしれません。日本の関係者やファンの思いをかなえることができてうれしく思います」と喜びを爆発させた。

 これに続いたのがBCディスタフのマルシュロレーヌ。日本調教馬では初となる、海外ダートG1制覇を果たした。矢作師は「アメリカ最大、競馬の祭典であるブリーダーズカップで日本競馬の力を見せることができて良かったです」と胸を張った。

 米国だけではなく、香港、中東で日本馬が躍動した21年。悲願かなわなかった凱旋門賞を含め、22年も“チーム・ジャパン”が世界を席巻することを願いたい。

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2021年12月31日のニュース