【中山金杯】“高配当メーカー”ロザムール 好枠ゲットなるか!?

[ 2021年12月31日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=30日】「賀正」の文字がしたためられたしめ縄がフライング気味に各所に飾られた美浦トレセン。朝日に輝く栗毛を見やると、中山金杯に出走するロザムールだった。21年は未勝利に終わった同馬だが、きっぷのいい逃げで何度も穴をあけてきた“高配当メーカー”。毛づやからも具合はよく見える。田井は新年早々の万券の予感に舌なめずりして上原師に話を聞いた。

 「前走後も元気で、この馬なりにいい雰囲気。去年は逃げ粘っての4着。自分のペースで逃げられれば、後ろから来られても脚を使ってくれる」と指揮官。問題は気持ち良く逃げられるかどうかだが、エリザベス女王杯(17着)で競り合った同型シャムロックヒルが今回も出走する。「あとは枠とスタート次第。2番手でもいいけど、行くと持ち味が生きるからね」。前走とは逆でシャムロックより内に入るようなら…。年明けの枠順発表が楽しみになった田井だった。

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2021年12月31日のニュース