【大井・東京シンデレラマイル】ダノンレジーナ連覇 2番手から堂々抜け出し

[ 2021年12月31日 05:30 ]

東京シンデレラマイル連覇を達成したダノンレジーナ(TCK提供)
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 牝馬重賞の「第15回東京シンデレラマイル」(S3)が30日、大井競馬場で行われた。2番人気のダノンレジーナが2番手追走から直線で抜け出し優勝。このレース連覇を達成した。同馬には交流重賞「第25回TCK女王盃」(G3、1月26日、大井)への優先出走権が与えられた。

 好スタートを切ると同厩舎のケラススヴィアを見る形で直後を追走。きっちり折り合いをつけ脚をためての直線。外からミラバーグマンが体を併せにきたのを合図に右ステッキを入れられるとすぐさま反応。一気に後続を突き放してVゴールに飛び込んだ。

 本橋は「最近は1列後ろで競馬をしていたが強気に(前の位置に)行った。牝馬で57キロはしんどい重量だが最後までバテずに伸びてくれた。改めて凄い馬だと思った」と手放しで愛馬をねぎらった。小久保師も「連覇できてうれしい。来年は年齢を考えると集大成の年になるので(権利を獲ったレースを含め)交流重賞を狙っていきたい」と先を見据えていた。

 ◆ダノンレジーナ 父ダノンバラード 母ダノンボンジュール(母の父シャマーダル)牝5歳 浦和・小久保智厩舎 馬主・酒井孝敏氏 生産者・北海道日高町の白井牧場 戦績27戦18勝(南関東20戦13勝) 総獲得賞金8658万円 重賞は21年しらさぎ賞以来3勝目。

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2021年12月31日のニュース