【京都金杯】カイザーミノル 2F短縮で重賞初Vだ、天皇賞・秋参戦糧に

[ 2021年12月31日 05:30 ]

 今秋、強敵にもまれてきたカイザーミノルが適鞍で本領を発揮する。前走の天皇賞・秋14着はハナ主張から懸命に食い下がるも残り2F、馬群に沈んだ。鳴海助手は「2番手のグランアレグリアにプレッシャーをかけられる厳しい展開でした。結果は出せなかったがG1を経験できたことは今後に生きる」と前を向く。

 この中間は放牧を挟んで8日、トレセンに帰厩。ここに照準を合わせてきた。28日は坂路でジョディーズマロン(3歳2勝クラス)と併せ馬。5馬身追走する形から徐々に差を詰めるとゴール前はビッシリ追われ、4F53秒3~1F12秒4で併入した。「帰厩後はしっかり乗り込み、順調に稽古を消化している。仕上がりはいい」。5走前・マイラーズCは勝ち馬ケイデンスコールからコンマ2秒差の3着だからマイル適性は示している。2F短縮で重賞初制覇を狙っていく。

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2021年12月31日のニュース