【川崎・関東オークス】ハービンマオ、重賞初V

[ 2018年6月14日 05:30 ]

関東オークスを快勝したハービンマオ(左)
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 南関東牝馬3冠最終戦「第54回関東オークス」(G2)が13日、川崎競馬場で行われた。6番人気ハービンマオが直線で粘るゴールドパテックをゴール前きっちり捉えて初重賞制覇を決めた。また、2着ゴールドパテックには「第22回スパーキングレディーC」(G3、7月5日、川崎)への優先出走権が与えられた。

 クレイジーアクセルが速いペースで引っ張る流れを中団から追走したハービンマオ。ペースが落ちた向正面から徐々にポジションを上げ、4コーナーで一気に差を詰めた。直線、松岡の手綱さばきに呼応して末脚を伸ばし、初タイトルを手にした。松岡は「この馬のリズムを大切にして乗った。いい末脚を使ってくれた。ずっと乗ってきた馬で結果を出せてうれしい」と満足そうな表情でレースを振り返った。交流重賞初勝利となった中舘師は「こんなに走れるとは。馬の雰囲気が良かったし、プラス体重(6キロ増)で出走させられたのが全て」と勝因を語った。次走は未定。

 2着ゴールドパテック(山崎誠)直線もらったと思ったが…。ここまで来たら勝ちたかった。

 3着クレイジーアクセル(御神本)最後も止まっていないが…。前半2頭が付いてきたのが痛かった。

 ◆ハービンマオ 父ハービンジャー 母ダンシングマオ(母の父ゴールドアリュール) 牝3歳 美浦・中舘英二厩舎 馬主・森口隆一郎氏 生産者・北海道登別市の登別上水牧場 戦績6戦2勝(南関東1戦1勝) 総獲得賞金3820万円。

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2018年6月14日のニュース