【マイルCS】トーセンラー連覇へ万全 豊「昨年と同じような感触」

[ 2014年11月20日 05:30 ]

連覇を狙うトーセンラー(左)は武豊を背に併せたマトリックスコードに先着

 「第31回マイルCS」の追い切りが19日に栗東、美浦両トレセンで行われ、昨年の覇者トーセンラーは武豊を背に、坂路で軽々と先着。レース史上6頭目の連覇に向け、万全の仕上がりをアピールした。

【マイルCS】

 連覇が懸かるトーセンラーだが、実は昨年のマイルCSが初のマイル戦起用だった。昨年が半信半疑の挑戦なら、今年はディフェンディングチャンピオンとして、自信を持って陣営は送り出す。

 坂路の開門を待ち兼ねたように、真っ先に登坂したのはトーセンラーだった。併走パートナーのマトリックスコード(古馬500万)を追走したラーのステップはどこまでもリズミカル。4F53秒5~1F12秒2で軽々と1馬身の先着に「“それほど目いっぱいにやらなくていい”の指示。状態の良さを感じました。昨年とほぼ同じ調教方法で、同じような感触ですかね」と武豊の頬も緩みがちだ。

 先週もいの一番の登坂だったことを指摘された藤原英師は「気持ち良く走らせたいからね。6歳馬への優しさだ」と説明。調教での負荷は掛けても、精神面へのストレスは一切かけないという意図だろう。

 昨年のラーのマイルCS制覇で、武豊は「G1通算100勝」の金字塔を打ち立てた。だが「今年はここまでG1で全く結果が出ていない」と認めた上で、「トーセンラーにとってはベストパフォーマンスを発揮した舞台。昨年のような走りができればいい」と期待を込めている。

 武豊は一昨年にサダムパテックでも勝っており今年勝てば、O・ペリエが有馬記念(02~04年)でマークした騎手の同一G1・3連覇の偉業も懸かっている。もっとも武豊にとっては天皇賞・春(89~92年)と、エリザベス女王杯(01~04年)で4連覇を経験しており、この点については眼中にない。「トーセンラーにとって一番の目標はここ」と極めてシンプルな回答。1年前に証明した問題を、今年もう1度解答するだけだ。

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