柳沢慎吾　「ふぞろいの林檎たち」感動エピソード　猛ダメ出しで「涙が」の後に中井貴一ら出演者が…

柳沢慎吾
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　俳優でタレントの柳沢慎吾（62）が30日放送のTBS「人生最高レストラン」（土曜後11・00）にゲスト出演。大ヒットドラマ「ふぞろいの林檎たち」の撮影秘話を明かした。

　MCの「極楽とんぼ」加藤浩次が「『ふぞろいー』だったら（脚本家が）山田太一さんで、結構厳しかったんじゃないですか」と尋ねると、柳沢は「3回泣きましたね。できなくて」と振り返った。

　稽古とは「同じようにやってんだけど、（演出の）鴨下（信一）さんは違うって言い出しちゃって」と柳沢。当時は夜12時にスタジオの電気が消えるとしたものの、何度も厳しくダメ出しをされて撮影が長引いたとした。

　最後は「しょうがないOK」との言葉で撮影が終了。「しょうがないOK」に「メーク落としてても涙がさ、ポッと来ちゃってさ」と悔しい気持ちでいたが、「帰ろうと思って部屋開けたらさ、そこにもう一つの『ふぞろいの林檎たち』があったね」との出来事が。「開けた瞬間に中井貴一とかみんないて、“慎吾良かったぞ、飯食いに行こう”って。いたのよ」と明かした。

　「出番終わってるのに、いたのよ」と話すと、加藤も「めっちゃいいなあ」と感動。その後はそろってファミリーレストランで食事をしたとし、柳沢が「俺、なんで怒られんの？」と愚痴ると、中井貴一が「俺だって言われてんだから気にすんなよ」などと慰めてくれたと回顧した。

　時任三郎らもいる中で、最後の会計は中井貴一が「いいよ慎吾、俺が払う」と支払いをしてくれたという。柳沢がその場面の再現として「すいません、DCカードで」と中井のCMのシーンをまねしてボケてみせると、加藤は「いやいやいや、なんで最後ネタにするんですか！めっちゃいい話なのに今」とツッコんだ。