森永卓郎氏　裏金事件めぐり岸田首相に疑問「さも自分は関係ないっていうポーズ…いかがなものか」

経済アナリストの森永卓郎氏
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　経済アナリストの森永卓郎氏（66）が18日、ニッポン放送「垣花正　あなたとハッピー！」に出演。自民党の裏金事件に言及した。

　岸田文雄首相は16日、自民党都道府県連の幹部を集めた全国幹事長会議で、派閥の政治資金パーティー裏金事件について「政治不信を引き起こし、心からおわびする」と謝罪し「党本部は命懸けで党再生に努力していく」と協力を呼びかけた。

　内閣支持率が20％台に落ち込み、党勢が低迷する事態を踏まえ「政治の信頼なくして政策を進めることはできない」と述べた。

　森永氏は「国民が怒っているのは、政治家だけが領収書のいらない金を使って明らかにしないということ。国民は脱税許されないのに国会議員はいいんだよって言ってるのに。領収書はいらないってことを継続しながら、責任の大部分を安倍派に押し付けて、さも自分は関係ないっていうポーズを取るのはいかがなものか」とコメント。

　「税金を払うっていうのは憲法に規定されている。あいつらみんな憲法違反」「岸田総理自ら、出ていったお金全部領収書出してみなさいって話」と述べた。