泉房穂氏 東大時代に学部長とケンカして退学届を提出していた「寮を守ろうと…」も卒業できた理由とは

[ 2024年3月13日 13:09 ]

泉房穂氏
Photo By スポニチ

 兵庫県明石市の前市長・泉房穂氏(60)が13日、フジテレビ「ぽかぽか」(月~金曜前11・50)にゲストとして生出演。大学時代について語った。

 バラエティー番組初出演となった泉氏。

 泉氏はたこ漁師の長男として兵庫県明石市で育ち、猛勉強の末東京大学に現役で合格した。その後、NHKに入局。さらに司法試験に合格し、弁護士に。その6年後には衆議院議員になるなど、様々な経歴を持つ。2011年には明石市長選挙で69票差という僅差で初当選した。

 市長としてこども医療費無料化を始め、子育て支援などさまざまな施策を実行。市長を務めた12年間で明石市は10年連続人口増加、税収32億円増加、地価7年連続上昇などを達成。まさに明石市を人気の街に変えた功労者だが、2019年には道路拡幅工事に伴うビルの立ち退き交渉を担当した職員に暴言を浴びせたとして騒動になり辞職した。

 それでも市長続投を求める市民、およそ5000人分の署名を受け取り市長選への出馬を決意。2週間後に行われた出直し市長選挙では次点候補にトリプルスコアをつけ圧勝。2023年まで明石市長を務め上げた。現在は舌鋒(ぜっぽう)鋭いコメントで情報番組から引っ張りだことなっている。

 番組ではVTR、フリップで泉氏の経歴を振り返った。MCの「ハライチ」澤部佑が「自力で東京大学に現役合格」、神田愛花が「塾通わずに」と感心すると、泉氏は「塾通ってないですね」と明言した。

 さらに同局・山本賢太アナウンサーは「東京大学に現役合格した泉さんですが、大学時代に学部長とケンカし退学届を提出した」と紹介し、澤部は「昔っからこんな感じなんですか!」とツッコミを入れた。

 泉氏は「私その当時、大学の学生寮の委員長だったんですよ。それで寮費の値上げとか、寮をつぶされるような動きがあったので、反対して。寮を守ろうと言ってちょっと授業ボイコット活動をしまして。みんなで学校の授業に出ないということをやりまして」と回顧。生徒たちは「意外とみんなねえ」とついてきたとし、「でもやっぱりそれの責任を取って、退学しますって言って、一旦退学届出したんですけどね」と説明した。

 それでも「その学部長が半年間、退学届を受理せずに持ってて。半年後に電話してきて、私も東京引き払って明石にこもってたんですけど、“君の出した退学届は受理せずに預ってるから帰って来なさい”言われて」との出来事が。「それで戻ってもう1回大学に行きました」と振り返った。

 「ありがたい話ですね」と感謝すると、「卒業はなんとか。1年遅れでしたけど」と笑顔を見せた。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2024年3月13日のニュース