木村拓哉主演 TBS「グランメゾン東京」が5年ぶり復活へ「自分の中で非常に熱量のあるニュース」

[ 2024年3月13日 04:00 ]

TBSドラマ「グランメゾン東京」のワンシーン(C)TBS
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 木村拓哉主演で人気を博したTBSドラマ「グランメゾン東京」が、今冬のスペシャルドラマとして5年ぶりに復活する。

 19年10月期に日曜劇場枠で放送され、多くの作品ファンを生み出した「グランメゾン東京」。主人公は、木村演じる自分の腕と舌とセンスに絶対的な自信を持ち、料理のためならどんな犠牲もいとわない型破りなフランス料理のシェフ・尾花夏樹。放送時は大きな話題を呼び、最終回では尾花が世界に挑もうとしているシーンで締めくくられ、最終回の平均世帯視聴率は16・4%を記録(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。続編を望む声が多く寄せられていた。

 そんな熱い要望を受け、キャスト・スタッフが再集結。連続ドラマに引き続き脚本は黒岩勉氏、演出は塚原あゆ子氏が担当する。型破りなシェフ・尾花夏樹を木村が演じるほか、「グランメゾン東京」のシェフ・早見倫子役の鈴木京香、スーシェフ・平古祥平役の玉森裕太、相沢瓶人役の及川光博、そしてギャルソンを務める京野陸太郎役の沢村一樹ら豪華キャスト陣が再び集結する。

 今回のスペシャルドラマは「グランメゾン東京」が三つ星を獲得したあとのストーリー。世界各国で新型コロナウイルスが蔓延し飲食業界は大きな打撃を受けた。脚本にはコロナ禍で打撃を受けた現実世界の飲食業界の苦境を落とし込んでいる。

《主演・木村拓哉のコメント》
 もう一度「グランメゾン東京」の世界観を構築できるというのは、自分の中で非常に熱量のあるニュースでした。当時のキャストみんなが誰1人変わることなく存在してくれているのが、非常に誇らしいし、うれしいし、ありがたいし。その一員である尾花として自分は参加させていただいているので、自分のパートを全力でやるしかないなという気持ちがあります。

 現場に立ってみてまず思ったことは、そこに早見倫子がいてくれて、京野陸太郎がいて、相沢瓶人、芹田や萌絵ちゃん、祥平がいると、そこに立っているだけで周りが自分を尾花夏樹にさせてくれる。演じていくうちにどんどん尾花になっていくという感覚でした。最終的に尾花を構築してくれたのは、相対する役のキャストのみんなです。

 そして、塚原監督が「おかえりなさい」と言ってくれたのが非常に大きかったです。脚本に関しては、新型コロナウイルスで世界的なパンデミックに陥ってしまい、飲食業界の方たちは本当に厳しい状況の中、色々な選択を強いられる方たちがたくさんいらっしゃったと思います。だからそこを避けて通るのはやめようという話だけはさせていただきました。4年前、早見倫子シェフが三つ星を取って軌道に乗ったであろう「グランメゾン東京」が、コロナの影響をどう受けて、どう踏ん張ってきて、どう過ごしたのかというところは飲食業界の方たちから見ても変なデコレーションはせずに作れていると思います。「グランメゾン東京」を楽しみにしてくれている皆さんのポジティブな気持ちをしっかりと形にしたいなと思います。

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