泉房穂氏 「朝まで生テレビ!」ディレクター時代の裏話ぶっちゃけ「5時間分の台本作るのに一生懸命…」

[ 2024年3月13日 14:12 ]

泉房穂氏
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 兵庫県明石市の前市長・泉房穂氏(60)が13日、フジテレビ「ぽかぽか」(月~金曜前11・50)にゲストとして生出演。討論番組のディレクターをしていた当時を振り返った。

 バラエティー番組初出演となった泉氏。

 泉氏はたこ漁師の長男として兵庫県明石市で育ち、猛勉強の末東京大学に現役で合格した。その後、NHKに入局。さらに司法試験に合格し、弁護士に。その6年後には衆議院議員になるなど、様々な経歴を持つ。2011年には明石市長選挙で69票差という僅差で初当選した。

 市長としてこども医療費無料化を始め、子育て支援などさまざまな施策を実行。市長を務めた12年間で明石市は10年連続人口増加、税収32億円増加、地価7年連続上昇などを達成。まさに明石市を人気の街に変えた功労者だが、2019年には道路拡幅工事に伴うビルの立ち退き交渉を担当した職員に暴言を浴びせたとして騒動になり辞職した。

 それでも市長続投を求める市民、およそ5000人分の署名を受け取り市長選への出馬を決意。2週間後に行われた出直し選挙では次点候補にトリプルスコアをつけ圧勝。2023年まで明石市長を務め上げた。現在は舌鋒(ぜっぽう)鋭いコメントで情報番組から引っ張りだことなっている。

 番組ではVTR、フリップで泉氏の経歴を振り返った。同局・山本賢太アナウンサーが「NHK退局後はこんなことをしていたそうです。パチンコ店でのアルバイト。さらにこんな仕事もされていました。『朝まで生テレビ!』のディレクター」とも紹介。泉氏は「NHKを辞めた後、無性に汗をかきたいというか、労働したくなって。で当時東京の高田馬場の駅の近くのパチンコ屋さんで、朝5時から開店の10時までの5時間、清掃業務のバイトあったんで、それを3カ月やってました。毎日モップかけたりとか、チューインガム取ったりとか」と回顧した。

 その後は知人の勧めがあり、「テレビ朝日の『朝まで生テレビ!』が立ち上がって間もない頃で、ディレクター1人募集、受けたらありがたく採用いただいて。『朝まで生テレビ!』のフロアディレクターやってました。“キュー”(合図)出して」と打ち明けた。

 泉氏は現在は出演者として同番組に出演することもあるが、「当時の方今まで残っていて」「自分が“キュー”を出してた番組の、“キュー”出される側にいるっていうのは結構感無量でしたね」としみじみと話した。

 MCの「ハライチ」から「田原(総一朗)さんにカンペ出したりしてたんですか」「読んでくれるんですか」と問われると、泉氏は「あのね、あの番組もちゃんと台本作るんですよ。当時5時間あったんですけど、5時間分の台本作るのに一生懸命、誰も気にせずに無視するの」「誰も守らない」とぶっちゃけて笑わせた。

 そのためテレビ番組に出演した際はフロアディレクターが気になると言い、「気になります。ちょっと動き遅いとか。ちょっと思います」と話した。

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