玉川徹氏VS田崎史郎 田崎氏「立憲民主党の問題にも目を」玉川氏「別にここで取り上げなくても」

[ 2024年3月13日 11:36 ]

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 元テレビ朝日社員の玉川徹氏と政治ジャーナリストの田崎史郎氏が13日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)で、自民党で相次いで浮上する問題についての話題の中で“舌戦”を繰り広げた。

 番組ではこの日、自民党和歌山県連が主催し、党青年局幹部や近畿の若手地方議員らが参加した会合に、露出の多い衣装の女性ダンサーを複数招いていたことについて取り上げた。

 会合は昨年11月、自民党和歌山県連が主催し、国会議員や近畿ブロックの地方議員ら計30~40人を集めて和歌山市のホテルで開かれた。露出の多い衣装の女性ダンサーを5人招き、ダンサーに口移しでチップを渡す参加者もいたという。その場にいた青年局の藤原崇局長(衆院岩手3区)と中曽根康隆局長代理(群馬1区)はいずれも役職を辞任した。藤原氏は8日に報道陣から「女性の体に触っていない?」などと聞かれ、「今の認識は触っていないということになります」「当時の記憶の中では触ってないです。”今の記憶で”ということ」などと釈明した。

 県連青年局長として会合を企画した川畑哲哉県議は11日、離党届を提出し、受理された。川畑氏は、世耕弘成前参院幹事長の元秘書で、ダンサーを招いた理由について「多様性の重要性を問題提起しようと思った」と説明していた。

 番組では、昨年の女性局の松川るい参院議員(大阪選挙区)、今井絵理子参院議員(比例)、広瀬めぐみ参院議員(岩手選挙区)らによるフランス研修、今年に入っての広瀬氏の不倫謝罪、そして今回のハレンチ懇親会参加の藤原氏と中曽根氏と自民党に次々と問題が浮上していることでも討論。

 この中で、田崎氏は「自民党は批判されてしかるべきだし、いくら批判してもいいと思うんです。他方で立憲民主党で3週間くらい前に議員が日本酒を地元で配ったことがありましたね。それから3週間たつんですけれども、きょうの朝刊を見て思ったんですけれども、それを取り上げた記事があって、3週間たっても一切、調査報告も何も出てこない」と指摘し、「これはいかがなものかということがあって、自民党だけが腐っていってるのか、政治そのものがそうなのかってことは考えないといけないと思います」と主張。玉川氏は「今、権力を持っているのが自民党政権ですから、僕は思うんですけど、政治というのは、よりましな方を選ぶということだと思う。だから、例えば両方に問題があるよねって言ったら何も選べない。どっちの方がよりましか、どっちがより悪いのかということを有権者は考えるべきだと思う」と自身の考えを述べた。

 これに対し、田崎氏は「でも、やっぱり立憲民主党の問題にも目を向けとかないといけないと思います」と言い、玉川氏は「まあそうですけどね。それは報道されていることですし、別にここで取り上げなくてもいいかなと思いますね」と“やんわり”と反論していた。

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