鈴木おさむ氏、廃業はSMAPへの挑戦「5人に面白いことやってると言わせたい。亡霊と戦っていくのかな」

[ 2023年12月12日 15:25 ]

放送作家の鈴木おさむ氏
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 来年3月31日をもって放送作家、脚本家としての仕事を廃業することを発表した放送作家の鈴木おさむ氏(51)が12日、TOKYO FM「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」(月~木曜後1・00)に出演した。廃業の背景に、SMAPの存在があることを明かした。

 鈴木氏は「SMAP×SMAP(スマスマ)」を筆頭に、「SMAPのがんばりましょう」「サタ☆スマ」「ベビスマ」「『ぷっ』すま」「SmaSTATION!!」などSMAPやメンバーと数々の人気番組を手掛けてきた。

 鈴木氏は「僕が他局でもSMAP以外の番組を頑張っていたのは、彼らに負けたくないから。『帰れま10』やっていた時に香取慎吾とか木村拓哉が出るってなった時はよっしゃーってなる。彼らが面白いって思うものを外で作ってやるぞという気持ちで彼らとずっと向き合っていた」と仕事へのモチベーションにSMAPの存在があったことを明かした。

 「だから彼らがいなくなって、面白いことはずっと作り続けているんですけど、とてつもない緊張感がなくなるというか。それで自分の中でこのまま仕事していてもいいのかなって思った。新しいことにチャレンジしていこうと思った。中居くんが病気になって戻ってきてCMやったりとか、吾郎ちゃんもラジオめっちゃ面白いし、『正欲』やったりしている。剛も慎吾も木村くんもみんながそれぞれやっているから、俺もこのままでいいのかなって思った。今までやってきたものを1回捨てて、新しい勝負をしてみよう」と、廃業に至った経緯を説明した。

 また「引退ではない」とし、「1回やめるんですけど、自分の中で新しいことを10年やってみる。50代のクリエーターしんどいので、自分が先に新しいことをすることによってこんな生き方もあるよ、こういう生き方もあるじゃんって正解を出してみたい」と話した。

 さらに「結局あの5人に面白いことやってるなって60代にして言わせたいという彼らに対しての挑戦みたいなところがありますね。僕はずっとこの亡霊と戦っていくのかな」とSMAPへの思いを語った。

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