伊藤七段が勝利　挑戦者決定戦へ　棋王戦敗者復活戦

棋王戦挑戦者決定トーナメント敗者復活戦決勝で本田奎六段を下した伊藤匠七段
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　将棋の第49期棋王戦挑戦者決定トーナメント敗者復活戦決勝が11日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、先手の伊藤匠七段（21）が87手で本田奎六段（26）を下し、広瀬章人九段（36）との挑戦者決定2番勝負（21、26日）進出を決めた。

　宮田利男八段門下同士の初対決を制した伊藤は「こういう舞台で当たれたのはうれしい」と感慨深げ。

　今秋に竜王戦で対戦し、4連敗を喫した藤井聡太棋王（21）＝8冠＝へのリベンジ権を得るには広瀬に2連勝が必要だが「こちらが厳しい状況ではありますが、最善を尽くして頑張りたい」と話した。