石原伸晃氏 自民裏金疑惑で岸田首相に同情「自分のことじゃないのに、安倍内閣の時の問題を…」

[ 2023年12月12日 22:46 ]

テレビ朝日
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 元衆院議員で2010~12年に自民党幹事長を務めた石原伸晃氏(66)が12日、テレビ朝日「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜前10・25)に生出演し、自民党の政治資金パーティー裏金問題についてコメントした。

 石原氏は岸田文雄首相と同学年で、08年と12年に石原氏が総裁選に立候補した際には岸田氏が推薦人となった。低迷する支持率に加えてパーティー券問題で大ピンチの“盟友”について、石原氏は「今ちょっとかわいそうだよね、ボコボコでね。とんちんかんなこと言っちゃったり。自分のことじゃないのに、安倍内閣の時の問題の総決算みたいなのをやらされてる感じがして、ちょっと気の毒だな」と同情しつつ、「芯の強い人だから、これからしっかりやっていかれると思う」と語った。

 安倍派(清和政策研究会)の裏金問題については「信じられないよね~」と率直な感想を語り、「記載すりゃ何の問題もないわけでしょ。何でしない?」と疑問を口に。自身も派閥を率いた経験から、以前は“このリーダーを総理にしたい”と志を同じくする政策集団だった派閥が現在では「株式会社になった」と私見を語った。

 今回の問題は安倍派だけの問題ではなく「それを許してきた自民党全体の責任。だから岸田総裁が国民の信頼を回復する道を示すべき」とし、「安倍派だから辞めろというのは乱暴」と岸田首相の“安倍派一掃”方針に異議も。

 また、収支報告書に付ける領収書について「1円領収書って武部幹事長の時にも言ったんですけど、これをやるだけで凄い手間で、これを税理士に確認してもらうとそれだけで40万円ぐらいかかる。非常にナンセンスな話で、慣例として100円、200円、300円、そんなものの領収書が本当に必要なのかって気がする」と持論も。番組コメンテーターの吉永みち子氏から「会計帳簿や明細書をデータにしてデジタル化すればあっという間にできる話」と指摘されると、「保存義務がある。紙じゃないとダメ」と反論。吉永氏は「それをデジタル化しないってことは透明化できない方向を維持しているとしか思えない」と自身の考えを語っていた。

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