10万人に1人の難病・間瀬翔太、障がい者に向けられる心無い言葉への思い「ただ否定が辛いんです」に反響

[ 2023年9月18日 10:42 ]

間瀬翔太公式インスタグラム(shota_mase)から

 10万人に1人という難病「脳動静脈奇形」を患っていると19年に公表した俳優の間瀬翔太(37)が17日、自身のインスタグラムを更新。障がい者に向けられる心無い言葉について思いをつづり、さまざまな反響が寄せられている。

 14日のブログで、バスで障害者手帳を出した際、後ろに並んでいた男性から舌打ちされたと投稿。「持っていた傘で入口付近をカンカン叩いたり、わざと聞こえる様な声で『早くしろよ』と言ってくるんです。しかもビックリするのがこれまでの時間って10秒ぐらいなんです」などと明かし、バスの中でも「ずーっと『寒いんだよ』『ふざけるな』と何度も言われていました」とも明かした。

 「体調が本当に悪くて、一瞬で気絶したり、記憶を失ったり、僕もなりたくて障害者になった訳でも無いし、生まれつき10万人に1人の難病持ちなのに、なかなかヘビーなパンチはたまに心にまで突き刺さるよね」などとつづっていた。

 この投稿はネットニュースに取り上げられたこともあり、X(旧ツイッター)でトレンド入りするなど話題に。間瀬は「障害者手帳がX(旧Twitter)でトレンド入りしていて僕のブログが少しでも障害者の方々に役立てていたなら嬉しいです。こういう時なので、障害者の僕達(僕だけかも?)が言われて辛い言葉も書かせてください」と文字の画像を投稿した。

 画像には「『元気そうじゃん』『髪染めんなよ』『アクセサリーしてるから健常者と間違われるんだよ』みたいな事を言われるんですが障害者の僕達も出来る限りの世界で出来る限りの事を全力でやっています 応援してくれとは勿論言いません。ただ否定が辛いんです」と思いが記されている。

 この投稿に、フォロワーからは「それ本当に分かる」「見た目ではわからないからか、よく元気そうじゃん!大丈夫じゃん!て言われます」「見た目、格好で判断する人が多いですよね」「自分の生きたいように、言いたいようにしてていいんだよ」「障害者だからって何かを諦めるような事はしたくない」「間瀬さんの発信で気付かされたり知ることができました!」「障害者の想いをどんどん伝えていきましょう!」「自分の物差しでしか物事測れない奴らの言葉なんか気にせず、これからも貴方という人間を世に魅せてやってください」などの多くの反響が寄せられている。

 間瀬は19年に10万人に1人という難病「脳動静脈奇形」を患っていることを公表。手術後の容姿の変貌ぶりがインターネット上で話題となったこともあった。病気の後遺症で脳出血を起こし、てんかんを発症したため、障害者手帳(精神障害者保健福祉手帳)を交付されたことを明かしている。

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