BS―TBS「吉田類の酒場放浪記」　台湾でも変わらぬ、酒楽しむ姿

20周年特番のロケで台湾を訪れた吉田類
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　放送開始から20周年を迎えたBS―TBS「吉田類の酒場放浪記」（月曜後9・00）。酒場詩人の吉田類（74）が東京を中心とした人情あふれる酒場を訪れ、酒とつまみを楽しむ姿を届けてきた。きょう18日は2時間特番で、台湾での放浪記が放送される。

　20周年を記念し、初の海外ロケを台湾で敢行。尾賀達朗プロデューサーは「類さんが行ってみたい、興味があるところで台湾を選びました」。1週間で台北、宜蘭、台中などを旅しながら、現地の酒文化に触れた。

　「酒ありきの観光地巡り。基準が酒なので、普通の旅番組では行かないような紹興酒の工場やワイナリーにも行きました」。吉田はあえて予習をせずに臨んでいたといい「類さんが体感して学んで、自身に染みついた日本の酒文化との比較で感想を言ったりと楽しんでおられました」。

　どこに行っても店主や常連となじめるのが吉田。「かしこまらずにどこの酒場でもなじんでましたね。台湾の方々と乾杯するシーンもあります。最後はハオツー、ハオフー（どちらもおいしいの意味）で終わりますから」。海外でも酒を楽しむ姿は変わらない。