THE ALFEEの高見沢俊彦が第3弾小説「特撮家族」のヒット祈願 「小説の締め切りは怖い」と吐露

[ 2023年4月11日 18:33 ]

「THE ALFEE」の高見沢俊彦
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 THE ALFEEの高見沢俊彦(68)が11日、東京・神田明神で小説「特撮家族」(文芸春秋)のヒットを祈願した。

 作家名「高見澤俊彦」としての第3弾小説。家族全員がオタクという一家のホームコメディーで「大好きだった特撮映画や怪獣映画、歴史モノなんかを全部詰め込んだ作品にしたいと思った。自分としては面白くできたと思う」と笑顔。いつ書いているかについては「だいたい夜が多い。車の中、新幹線、楽屋。僕は書斎を持たないので、あらゆる場所で書きましたね」と振り返った。
 還暦で小説家デビューした。小説の執筆は音楽とは「使う脳が違う」と説明し、「音楽は身についてるけど、小説はあこがれているもの。まだまだだという気持ちが強い。曲はアルフィーの3人が歌えるけど、小説は架空のモノですから。そこから始めなきゃいけない。曲の締め切りは怖くないけど、小説の締め切りは怖いですね」と話した。

 今後に向けて「まだ3作なので、5作は書きたい」と話し、「曲が煮詰まったら小説に、小説が煮詰まったら曲に、そんな感じで二刀流でできたら」と今後も二刀流で活動していく。賞については「いやいやいや、自分で狙えるものではないですからね。何か賞は取りたいですけど、作品をだすことが先決だなと思います」と語った。

 THE ALFEEは来年でデビュー50周年を迎える。「10代で出会って、同じメンバーでやってきてますから、50年たつとどんな感じになるんだろうなというのはすごく興味がありますね」と今後の活動が楽しみな様子。メンバー2人に小説は渡しているものの「桜井(賢)は2ページ読むと寝ちゃうとか。坂崎(幸之助)は過去の2作は読んでないと言ってた」と明かし、「これは読めると思う。読みやすく書きましたから。ぜひメンバーの感想は聞きたいです」と話していた。

 一方、この日は同所で将棋の叡王戦五番勝負・第1局の対局が行われており、「将棋はできないんですよ」とした上で、「一番気になるのは、藤井さんが何を食べたのか」と興味津々だった。

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2023年4月11日のニュース