三谷幸喜氏 8歳愛息の存在で「書くものは変わった」「気が合うんですよ」「舞台とかも連れて行きます」

[ 2022年11月5日 11:00 ]

三谷幸喜氏
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 脚本家の三谷幸喜氏(61)が4日放送のTBS「A-Studio+」(金曜後11・00)にゲスト出演。8歳になる愛息について語った。

 MCの「Kis―My―Ft2」の藤ケ谷太輔は俳優の相島一之に事前取材を行ったとし、「相島さんがおっしゃってたんですけど、三谷さんはお子さんができてから変わったんじゃないかって」と語ると、同じくMCの笑福亭鶴瓶は「中井貴一も言うとったわ」と同調した。

 三谷氏は「僕自身が変わったかどうかは分からないですけど、書くものは変わった気がしますね」と回答。「あんまり今まで親子の話って書いてなかったんですよ。僕父親が小さい時に他界しているので、あんまり父親と息子の関係っていうのを知らないで育っているので、あまりそういうものを書かなったんです。触れてこなかったんですけど、自分が父親になって息子との関係性を見ていくと、そういうものを反映させたい、みたいな」と心境に変化があったとした。

 「だから今回の鎌倉殿もやっぱ親子の話ですからね。最終的には。そういうのって昔は書かなかったし、書けなかったと思いましたね」と説明した。

 「息子はこんなに気の合うやつが世の中にいたのかっていうぐらい、気が合うんですよ」と三谷氏。「今8歳なんですけど、なるべく息子と一緒にいる時間は大事にしようと思ってたくさんつくっています」とし、「ベイブレードって知ってます?ベーゴマみたいなやつ。敵わないですね。っていうか“もうパパと戦うのつまんない”って。あとスマブラ、ゲーム、あれもやってますけど1回も勝ったことないです。“頼むよ!”って言われてますね」と明かして笑わせた。

 また息子は学校に行く際にカバンにパンパンに物を詰めていくとし、「持ってかなくていいような本とか。心配になるみたいで入れてるんですよ。それを見た時に、あっ、思い出した。僕も子供の頃、ランドセルがパンパンだったんですよ。重いやつを心配性で詰め込んでいくタイプだったんですよ。そんなのを息子は知ってるはずはないんだけれども、なんかそういうところは似るんですね」としみじみと話した。

 息子は三谷氏が脚本を書いていることも分かっており、「『鎌倉殿(の13人)』は1回目から見てますし、あと、舞台とかも連れて行きますし、あと稽古場とかも連れて行って、“こうやってつくるんだよ”みたいなのを」と三谷氏。感想を言うこともあるとし、「“立ち上がる時にちゃんと刀を持って立った方がいいんじゃないか”みたいなことを」と話してMCの2人を驚かせた。

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