キムタク登場前夜「ぎふ信長まつり」開幕 会場では抽選はずれた人“下見”「雰囲気味わいたい」

[ 2022年11月5日 16:26 ]

5日に開幕したぎふ信長まつり。6日に武者行列が予定される金華橋通り沿いにはこの日限定で出店などが並んだ(撮影・安田健二)
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 俳優の木村拓哉(49)が参加することで注目されている岐阜市の「ぎふ信長まつり」が5日、開幕した。木村が織田信長役で目抜き通りを歩く「信長公騎馬武者行列」は6日に行われる。こちらには観覧定員の1万5000人に対し約64倍の96万6000人超の応募があり、例年以上の人出が見込まれ、地元は大もり上がり。

 5日は行列の観覧席はまだ設置されておらず、そのスペースにはやきそばやベビーカステラなどの出店が並び、買い求める客や通りを眺める人々の姿があった。「抽選にはずれたので雰囲気だけでも味わいたかった」と語る地元・岐阜市の人々もいた。「ぎふ信長まつりがこんなに有名になるなんて」と喜ぶ人もいた。一方で地元の飲食店では「まつりを見てそのまま帰ってしまう人もいそうで、どれぐらいお客さんが来てくれるか」と心配する声も漏れていた。

 岐阜市の十六総合研究所は経済波及効果が約39億円に上るとの試算を発表。岐阜市の知名度向上にも大きく貢献していると指摘した。「信長公騎馬武者行列」は、1万5000人しか観覧できないが、同研究所は、2日間で市内外から計約60万人が来場すると予測している。

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